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おとぎ話の登場人物やシーンをモチーフにした「刺しゅうイラスト」で注目を集めているannas先生の登場です!一度見たら忘れられない、独特の温かみのある作風は、人気作家の本の装丁にも使われるほど。この6月に西荻窪にオープンしたばかりのannas先生の新しいアトリエアンナとラパン」にお邪魔し、「刺しゅうイラスト」を手がけるようになったキッカケや、現在の活動、そして新たな本の構想まで、興味深いお話を伺ってきました!

 

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西荻窪にオープンしたannas先生の刺しゅうアトリエ「アンナとラパン」。
生徒さんに振る舞うケーキをごちそうになりました。annas先生の手作り!

 

-annas先生の現在の活動状況を教えてください。
4月下旬に大阪から東京に引っ越してきました。6月にオープンした新しいアトリエで、刺しゅう教室をメインにして活動したいと考えています。私の教室は2〜3時間程度で完成する小さな刺しゅうをテーマにして「持ち帰れる」ことを心がけています。私自身が「宿題がある」と考えると気持ちが重くなるタイプなので、「宿題」にはしたくないと考えていることもあるのですが(笑)1回完結型で、自分の都合に合わせて参加できる教室にしています。

 

-出版のお仕事も多くされていますよね。
4月に「annasの小さな刺しゅう図案~10の童話から選んだモチーフ集~」(ブティック社)を出版して、4冊目の本となりました。雑誌に連載を持たせてもらったり、出版のお仕事が新作発表の場のようになっていますね。新作発表を見た方から、他の出版や本の装丁、キットデザインなどの新しいお仕事をいただける流れになっていて、本当に恵まれていると感じています。

 

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「カフェ×刺しゅう」がコンセプトの刺しゅう教室。アトリエはレトロな雰囲気で素敵!

 

-annas先生は小さな頃から手芸好きだったのですか?
小学生の頃は、マスコットをたくさん作りました!外で遊ぶよりも家で何か作っているような子どもでした。マスコットを作るための刺しゅう糸は家にありましたが、本格的に刺しゅうを始めたのはずっと後ですね。

 

-どのような経緯で刺しゅう作家に?
短大を卒業して幼稚園の先生を3年やっていました。先生を退職して何かアート活動をしたいと考え、羊毛フェルト、アクセサリー、ビーズなど、いろいろ手を出していました。そんな中で、ある時作ったポーチにワンポイント刺しゅうをしたら、とってもかわいくなったんです。それで楽しくなってきて、大好きだった赤ずきんやブレーメンの音楽隊などのお話をモチーフにしたワンポイント刺しゅうを刺したら、とても評判が良くて。褒められるとうれしくなって、どんどんモチーフを刺したポーチを作って、雑貨屋さんに置いてもらうようになりました。

 

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アトリエにはannasの作品がありました。飾ってある小物がどれもかわいい!
「この糸は廃盤になっちゃったんですよ」とannas先生

 

-最初から「刺しゅう作家になろう!」と決めていたわけではないのですね。
試行錯誤しながら、たどり着いたのが刺しゅうでした。刺しゅうは専門的な勉強を特にしたわけではなく、本を見ながら刺すこともあまりしないので、基本にとらわれずに刺しています。イラストをまず描いて、そこからどうすれば刺しゅうとして形になるかを考えています。

 

-刺しゅうと言えば、基本をまずはしっかり覚えて、そこからいろいろな技法を駆使して刺すイメージがあります。
私の作品は「刺しゅうイラスト」なので、自由に絵を描く感覚で刺しています。水玉を描きたいと思ったら、どう刺せばかわいい水玉になるのか?髪の毛を描きたい!と思ったら、どう刺せばかわいいヘアスタイルになるのか?と考えます。ですから、「××ステッチ」のような細かな技法にあてはめるのは難しいんですよね。
私は「かわいい」が一番だと思っているんですよ。自分が信じている「かわいい」をどうすれば表現できるのか?を常に考えて作品を作っています。

 

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アトリエの一角。素敵なコーヒーカップ達が。
「少しずつ集めています」とannas先生

 

-刺しゅうは技法を覚えなくてはできないと思っていたので、annas先生のお話はとても新鮮です!
教室に来ていただく生徒さんにも「刺しゅうのことは忘れてください」と言ってしまうほどです(笑)「お勉強」にはしたくないと思っています。

 

-annas先生の教室はとても楽しそうですね。教室を始めたのはいつ頃ですか?
6年ほど前でしょうか。最初は雑貨屋さんを間借りして開いていましたが、徐々にNHK文化センターや、イベントの講師など仕事が広がっていきました。教室をするときは、刺しゅうは最初は形が見えずに刺していて不安になるので、「大丈夫、必ずできますよ」と生徒さんにこまめに声をかけるようにしています。

 

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「カフェ×ラパン」こちらの和室は、刺しゅうを楽しむ以外にも使い方は自由。

 

-annas先生の作品は、色使いがとてもかわいくてステキです。色使いのポイントは?
私の作品はよく見るとわかるのですが、色数がとても少ないのです。できるだけ同じ色でまかなえないか?と考えて、少なくすることを心がけています。色が少ないと、全体がまとまって見えるんですよ。色使いは海外のインテリア雑誌を参考にすることもあるのですが、やはり色を必要以上に多く使わずにまとめているインテリアが多いと思います。

 

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終止にこやかにインタビューに答えてくださったannas先生。
アトリエはまさにannas先生の世界。落ち着いた雰囲気でホっと和みました。ケーキも美味しかったです!

 

-4月に本を出版されたばかりですが、次回作の構想は?
前回の本は小さな図案集のコンセプトで、できる限りたくさんの図案を乗せました。次回は、2014年11月発売に向けて製作中なのですが、比較的技法に寄った本になります。髪の毛の流れや、葉や花など、どうすればイラストのように刺せるか、私の経験の中で法則がまとまってきたので、それを整理した本を出版したいと考えています。

(植松織江)

 

annas先生のサイトはこちら annas
annas先生のアトリエ「Atelier アンナとラパン
OPEN
木金 10時~13時 19時~21時
土日 10時~13時 14時~17時
(関西でも教室をしていたり製作の都合で休むので、不定休です)
※メール・電話での予約が必要です。詳細はannas先生のサイトでご確認ください。

 

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今回、特別にannas先生がステッチステッチユーザーさんに刺しゅうの図案をプレゼント♡annas先生の素敵な刺しゅうイラストの世界をお楽しみください。

 

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